（2018年3月31日に書かれたコラムです）

広島県からのニュースです。

JRグループは自治体などと共同で行う大型観光事業『デスティネーションキャンペーン』の開催場所を、広島を中心とした瀬戸内エリアに決定し、先日湯崎・広島県知事に通知書を渡しました。 『デスティネーションキャンペーン』は、JRグループが毎年、季節ごとに全国で対象地を決め、自治体や旅行会社などと一体となって観光客の誘致を進めるキャンペーン。

このキャンペーンについて詳細を伝えるため広島県庁を訪れたのは、JR西日本の伊勢正文・広島支社長です。

『デスティネーションキャンペーン』の期間は、2020年10月から12月の3ヶ月で、広島を中心に瀬戸内エリアの広い地域が対象となっています。広島が選ばれるのは、2013年以来、4回目。

前回の2013年7月から9月に開催されたキャンペーンでは、宮島の観光も伸び、広島県内の主要な施設の来場者数がおよそ287万5700人となり、前の年の同じ時期と比べ12.9％増加したそう。今回のキャンペーンにより、更なる観光客の増加が見込めるのではないでしょうか。

やはり広島といえば、中国地方最大の都市。交通機関のアクセスも良いですし、観光スポットや名産品も豊富です。東京オリンピック後ということで、恐らくオリンピックバブルも続いている頃でしょう。また瀬戸内エリアが含まれることで、しまなみ海道などのスポットにも注目が集まり、更なる観光客が集まるのではないでしょうか。

広島県は今後実行委員会を立ち上げ、観光キャンペーンを後押ししていく考えだそうです。


 執筆：街コミNAVI編集部