


2018.08.10.
鹿児島のウイスキー製造所「嘉之助蒸留所」が一般公開
(2018年4月30日に書かれたコラムです)
鹿児島からのニュースです。
鹿児島といえば…焼酎などの蒸留酒が有名ですが、焼酎メーカーの「小正醸造」が4月28日、ウイスキー製造所「嘉之助蒸留所」の一般公開を始めたと鹿児島経済新聞が報じています。
この一般公開では、ウイスキーが出来るまでの工程を各コーナーでパネルや製造釜を見ながら説明するこの企画、造りたてのウイスキーの試飲もできます。
情報元ソース:小正醸造株式会社
嘉之助蒸溜所いよいよ4月28日オープン!
http://www.komasa.co.jp/news/detail/272
「小正醸造」のウイスキーは1957年(昭和32年)、二代目の小正喜之助さんが日本初のたる熟成焼酎「メローコヅル」を作る過程で使った樽を再利用して作っています。http://www.komasa.co.jp/news/detail/272
海外25か所に焼酎を輸出しているという小正醸造では、昨年11月14日、二代目社長の「南九州地方でしか呑まれていない焼酎を全国に広めていきたい」といいう思いを引き継ぎ、四代目社長の小正芳嗣さんがウイスキーの製造に乗り出しました。
小正さんは「全国でも焼酎を飲んでいただいているが、次なる展開を考えて行きたい。一般公開では、ジュースなども用意してありますので、お酒などが飲めない方やご家族連れでも気軽に来てほしい。蒸留所から見える景色や空間などを楽しんで過ごしていただければ」と話しています。
会場ではファーストボトル「KANOSUKE NEW POT」(2700円)を3000本限定で販売。開催時間は午前10時から午後5時まで、5月1日以降は入場料1000円、要予約となっています。
確かに地域によってお酒の取り扱いは違いますし、地方によって飲めるお酒は変わって来ます。旅行などに行って初めて飲むお酒もありますが、それはそれで旅の醍醐味だとは思うので、すべて全国流通して欲しいとは思いませんが。
作り手の熱意が強ければ強いほど、たくさんの人に伝えたいという思いは募るものだと思います。これを機に「小正醸造」のお酒が広がれば良いと思います。
執筆:街コミNAVI編集部