（2019年9月19日に書かれたコラムです）

現代では様々な遊具やおもちゃなどがあり、大人も子どももたくさんに娯楽を楽しむことができます。しかし、昔はどうだったのでしょうか？

今回、愛知ではそんな昔、江戸時代の遊び道具や郷土おもちゃを紹介する企画展が開催されているということで注目を集めているようです。 今回の企画展が開催された場所は愛知にある「三河武士のやかた家康館」というところです。

こちら展示会では江戸時代に流行した遊び道具が数多く展示されているそうで、当時の子どもたちがどのようなもので遊んでいたのかということだけでなく、当時の流行なども知る事ができる貴重な展示イベントとなっているのだとか。

この愛知での展示会の中でも「絵双六」などはまさに一見の価値があるといっていいかもしれません。双六に描かれた絵は当時の一流絵師によって描かれたもので、東海道五十三次をテーマにした双六は全てのマス目が浮世絵で描かれている上に旅行のガイドのような役割もあったということで内容はかなりゴージャスなものとなっています。

双六は今も昔も子どものおもちゃのように感じますが、このような豪華内容の双六で遊ぶ江戸時代の子どもたちとは一体どういう子どもたちであったのでしょうか？もしかすると、実は現代でも大人向けのおもちゃがあるように当時の大人向けにおもちゃとして作られたものなのかもしれませんね。

今も昔も形は変われどもたくさんのおもちゃで老若男女問わず楽しんでいたのではないでしょうか？

そんな当時の風情を今回の愛知での企画展では感じることができるかもしれませんね。


 執筆：街コミNAVI編集部