都内でも人が多く集まる渋谷でその昔、"ロープウェイ"が浮かんでいたことがあるということを知っている人はそれほど多くのないのではないでしょうか？

そんな渋谷で運行していた幻のロープウェイである「ひばり号」が話題となっているのだとか。 この話題となっている「ひばり号」ですが、まさか渋谷駅前をロープウェイのゴンドラが浮かんでいる光景があったということに驚く人は多いでしょう。

とはいえ、なぜそれほどインパクトがありながら今ではその事実を知る人は少なく"幻のロープウェイ"などと呼ばれているのかというと、それはこの渋谷を運行していたロープウェイが営業した期間の短さが原因と言えるのかもしれません。

「ひばり号」が運行していたのは1951年とかなり古く、しかも運行していたのはわずか2年だということですから、当時の資料なども少なく人々の記憶から忘れさられやすかったのかもしれません。

ちなみにこの渋谷のロープウェイですが、交通機関というよりも子供向けのアトラクションとして設置されたものだったそうでその見た目も独特のデザインで目を引くものだったのだとか。

今では渋谷wロープウェイが運行するなんてことは想像すらできませんが、その昔、本当に運行していたことを考えると興味深いものがあるのではないでしょうか？

たまにはそんな大昔の渋谷の"幻のロープウェイ"があったことに思いを馳せるのもいいかもしれませんね。

（2020年6月22日に書かれたコラムです）


 執筆：街コミNAVI編集部