東京都渋谷区は11月1日から、“渋谷区ライフをもっと便利に、お得に”をコンセプトに、独自のデジタル地域通貨「ハチペイ」のサービス提供を開始しました。

JＲ渋谷駅前のシンボルにもなっている「忠犬ハチ公」から名付けられた「ハチペイ」は、スマートフォンの専用アプリで現金の代わりに支払いが可能です。 渋谷区内限定で利用でき、お得なポイントの付与や割引等の様々なインセンティブが受けられるキャンペーンなども実施されています。

使い方は簡単で、アプリをダウンロードし、現金をチャージします。その後は、店内にあるNFCタグへスマホをかざすだけで利用可能です。

専用チャージ機の設置場所は、渋谷区役所本庁舎3階、地域交流センター（新橋、恵比寿、二軒家、笹塚、代々木の杜）、YCC代々木八幡コミュニティセンター、社会教育館（幡ヶ谷、千駄ヶ谷、上原）の計10カ所で、11月10日から利用が開始されています。

また、「ハチペイ」開始記念として、決済時のポイント還元や、渋谷区民を対象としたプレミアム付商品券の販売といった、総額約4.5億円のキャンペーン開催も予定しているとのことです。

ただし、アプリを使用する際には、マイナンバーカードを所持していることが条件となります。

また、スマートフォンを所持しLINE Payアカウントを利用できるように設定しておくことが必要です。

現在、区では申請してから交付通知書を送付するまでに通常約1か月程度かかるそうなので、活用したいという方は早めに申請することをお勧めします。


 執筆：街コミNAVI編集部