既に閉店してしまった店舗跡というのはなんだか物悲しく、以前はどんな店舗だったのかもわからなくなってしまっているなんてことも少なくありません。

そんな中、埼玉ではとある閉店してしまった店舗跡が話題となっているんです。 埼玉で話題となっている店舗跡は注目を集めるきっかけとなったのはSNSの投稿がきっかけなのだそうですが、その投稿ではなんでも画像に映っている廃墟となった店舗跡が以前は何の店だったのか"埼玉県民なら瞬時でわかる"ということで多くの注目を集めることになったのがきっかけなんだとか。

画像を見る限りは駐車場の広い、屋根が若草色の大きなガラス窓がついているのが特徴の店舗なのですが、埼玉の方が見るとこちらの店舗が以前は「山田うどん」だったということが瞬時にわかるのだそうです。

「山田うどん」は埼玉では地元のソウルフードとして広く愛されている「早い！安い！うまい！腹いっぱい！」がキャッチフレーズの飲食店だそうで、埼玉では名物の"パンチセット"といった独特のメニューなどで親しまれているのだとか。

埼玉のソウルフードとしても知られている店舗であるなら、埼玉の方にとってはこちらの店舗が以前どんな店舗だったのかというのは簡単な問題なのかもしれませんね。

とはいえ、知らない人からすれば普通の店舗跡にしか見えないというのも不思議な話。いかにこちらの「山田うどん」が埼玉ではソウルフードとして愛されているのかということがうかがい知れる面白い話題となったのではないかと思います。

そんな埼玉のソウルフードとして知られる「山田うどん」ですが、ぜひ一度味わってみたいものですね。

（2020年7月14日に書かれたコラムです）


 執筆：街コミNAVI編集部