


2020.10.04.
京都を代表する秋の七草の一つ「フジバカマ」
みなさんは"秋の七草"といえばどんなものかご存知でしょうか?
ハギやススキにナデシコといったものがあるのですが、その中でも"フジバカマ"はその花の美しさも相まって人気のある花の一つ。
京都の大原野地区にあるフジバカマの花がちょうど見頃を迎えているということで多くの人で賑わいっているのだとか。
情報元ソース:産経新聞
秋の訪れにチョウも誘われ フジバカマ、京都で見頃
https://news.yahoo.co.jp/articles/ 563553ff41ee842f509a7c77f4fd1a0f2dd19008
さらにはそんなフジバカマの花に誘われてか、長い距離を飛ぶことができる蝶として知られている「アサギマダラ」もこの京都のフジバカマ園に飛来し、秋の雰囲気を演出しているということでさらなる注目を集めているそうです。https://news.yahoo.co.jp/articles/ 563553ff41ee842f509a7c77f4fd1a0f2dd19008
そんな花と蝶の"共演"を写真に収めようと京都へカメラを片手に訪れている人も多いのだとか。
こちらの京都で見頃を迎えているフジバカマは「藤袴」とも呼ばれ、紫色の小さい花びらをつけるのが特徴の植物なんですが、実は今では"準絶滅危惧種"に指定されている貴重な植物でもあるんです。特に京都でもこちらの大原野地区ではそんなフジバカマの原種が発見されて以来はこちらの地区では大切にフジバカマを育てているのだそうです。
なんでもこのフジバカマは古くは平安貴族がその花の美しさを愛したとされるまさに京都のイメージぴったりの花でもあるそうなので、そんなフジバカマが今後もその数を減らすことなく大事に育てられることを願うばかりです。
京都に足を運ぶ機会があれば、ぜひこちらの秋の七草の一つ、フジバカマの花を楽しんでみてはいかがでしょうか?
(2020年9月30日に書かれたコラムです)
執筆:街コミNAVI編集部