パンというのは今では普段の生活の中で欠かせない身近なグルメの一つ。美味しいパンを求める人は多いのではないかと思います。そんな中で香川では独特の製法で作られる新しいパンが今話題となっているんです。

香川の小豆島では、今回なんとオリーブの花から採取した酵母を使用したパンが新しく開発されたということで多くの注目を集めているそうなんです。 香川の小豆島はオリーブの栽培が盛ん地域としても知られていますが、そんなオリーブの花の酵母が作られるという珍しいパンに興味がある人は多いでしょう。

この新開発のパンを手がけたのは地元の老舗醤油メーカーと近くのパン店ということですから驚きです。そして、今回の注目のパンを開発するための努力や労力はかなりものになったのだとか。

それというのもなんでもオリーブの花が咲く期間というのは1週間ほどしかなく、その花から酵母を見つけるために費やした期間はなんと4年もの歳月が必要だったそうなんです。

そこまでもオリーブの花から酵母を採取することにこだわった訳はなんなのか気になるところですね。

実はオリーブの花の交互は炭酸ガスを多く出すということでパン造りには最適なんだとか。美味しいパンを作り出すためにこれほどの努力を費やしたということにも驚きです。

そんな長年の努力の成果が実った今回の新開発のパンですが、新たな特産品として香川では有名になりそうです。機会があればぜひ味見をしてみたいところですね。

（2020年11月12日に書かれたコラムです）


 執筆：街コミNAVI編集部