山梨県にあるマツムラ酒販が 富士山麓に数年に1度だけ出現する幻の湖「赤池」から採取した酵母を使用したワイン 「富士山赤池幻酵母 ルージュ2014・ブラン2014」の販売を開始しました。

製造はアルプスワインという、同じく山梨にあるワインメーカーです。 山梨・富士五湖に次ぐ「富士六和湖」として知られている赤池。 大量の雨が降るなどによって数年に一度、精進湖近くの「くぼ地」に出現します。

2011年に7年ぶりに出現した際 山梨大学の教授である柳田藤寿さんが、長年挑戦していた赤池の酵母採取・育種に成功。

その酵母を「赤池幻酵母」と名付けました。

同酵母は「ほかのワイン酵母に比べて発行力が強く、官能評価の結果も良好」という事です。

同酵母を使って造った今回のワインは 赤の「ルージュ2014」と白の「ブラン2014」の二種類。

「ルージュ2014」は2014年収穫の山梨県産「カベルネ・ソーヴェニヨン」と 「マスカット・ベーリーA」を50パーセントずつ 「ブラン2014」は山梨県産の「甲州」を100パーセント使っています。

マツムラ酒販の社長の方は 「発売前から大人気となり、初回出荷4000本のうちすでに3500本以上の予約を頂いている。 反響の大きさに驚いている」とコメントを寄せています。

価格はミリリットルボトルで、2,150円（税別）。各限定8000本。 で販売されています。山梨のワイン好きならば、是非1本は購入してみてはいかがですか？


 執筆：街コミNAVI編集部