2月3日となると節分ということで、全国各地で豆まきなどで賑わっていることかもしれません。

加須でもそんな節分を迎え、古くからの伝統となる行事が行われ盛り上がりを見せたということでニュースとなっているそうです。

加須にある總願寺は全国でも関東三大不動の一つとして知られている寺院なのですが、こちらでも節分を迎えると伝統行事である「鬼追い豆撒き式」が行われたということなのだとか。 なんでもこちらの加須で行われた鬼追い豆撒き式はなんと江戸時代から続く行事ということでその歴史はおおよそ400年にもなるという古くから伝わるまさに伝統行事なんです。

それだけに行われる豆撒き式は本格的なもので、重さが30キロにもなる松明を掲げた赤鬼や剣を振りかざす青鬼に黒鬼といった様々な鬼たちが駆け巡るという迫力満点なものになのだそうです。

加須以外でもなかなかみることができないような光景でもありそうです。

そんな迫力満点な行事を見ようと集まる人も多いでしょうし、行事の最中で使われる松明の火の粉を浴びると一年間を無事に過ごせるということもあってそんな火の粉を浴びることを目的に足を運ぶ人も多いのではないかと思います。

そんな伝統行事ではありますが、今回は行事の様子に動画をライブ配信したりと現代らしい方法でのアプローチもあったりと歴史がありながらも新しいチャレンジを行なっている点も注目のポイントかもしれませんね。

時にはこうした本格的な豆撒きというのを実際に目の当たりにしてみるというのもいい機会となるのではないでしょうか？

（2022年2月7日に書かれたコラムです）


 執筆：街コミNAVI編集部