6月といえど、もう夏並みの暑さが日本全国を覆っています。梅雨の中の暑さは湿気もあり、不快指数が高いものです。

もちろん、加須の空も夏。6月20日には日本中がいい天気だったのですが、この日の加須付近では真夏日が観測されたそうです。 熊谷地方気象台の発表では、埼玉県さいたま市は午後2時ごろに30.5度を記録しました。30度以上が真夏日とされているのですから、もうここからが真夏！と言ってもいいのではないでしょうか。

鳩山町、秩父市、熊谷など7か所で真夏日を観測しました。続く21日もかなりの気温上昇だったようですね。

しかし、夏だ夏だと騒いでばかりはいられません。気温上昇と夏の厳しい太陽光によって、加須をはじめ各地での熱中症の発症が心配されています。

加須を含む県南部から北東部にかけての21市4町に、今年初めての光化学スモッグ注意報を出したそうですから、これからの暑い日々にも注意が必要です。

埼玉県環境課は「風が弱く、大気汚染物質が滞留しやすい気象条件となった」とコメントしています。スモッグ注意報や予報が出た際の外出・スポーツ時には、かならず水分補給と休憩を忘れずに。時折屋内に入って身体を休める必要があります。

熱中症はお年寄りのもの、などと高をくくっていていはいけません。むしろこうした注意を怠った青少年にこそ熱中症のリスクがあるのです。以上、加須を含めた埼玉県における2017年度初の「真夏日」のニュースでした。


 執筆：街コミNAVI編集部