関東・関西地区で“紅葉”と言えば、11月上旬から12月上旬に見頃を迎えるのが一般的ですが、北海道や東北地方では、9月中旬から10月頃が紅葉のシーズンと言われています。

9月16日、北海道にある大雪山系黒岳では、7合目から山頂にかけて、ダケカンバやナナカマドなどの葉が美しく色づき、見頃を迎えているようです。 黒岳ロープウェイを運行している「りんゆう観光」によると、今年は長雨や日照不足による影響で、例年よりも紅葉の色付き具合は「薄め」ということですが、ゴンドラリフトや登山道からは美しく紅葉した山肌が見られるとのことです。

また、17日から始まるシルバーウィークの3連休では、5合目のロープウェイ黒岳駅付近までが見頃となっており、10月上旬にはふもとの層雲峡温泉でも紅葉が楽しめるそうです。

北海道には様々な地域に紅葉の名所が点在しています。

大雪山国立公園の北側にある「旭岳」や、夕張市の南端に位置する「滝の上公園」、札幌市内とは思えない豊かな自然が広がる「定山渓温泉」など、観光客が集まる定番の紅葉スポットも多いです。

北海道に数ある紅葉スポットの中で、最も魅力的な場所は「美瑛町」ではないでしょうか？

北海道川上郡美瑛町は、“日本で最も美しい村”連合のひとつであり、テレビドラマ「牛に願いを」の舞台となっていることでも知られています。

その他にも、青色の美しい池に、黄金色の紅葉が絵画のように映り込む「青い池と白金温泉地区」をはじめ、“ケンとメリーの木”が立っている「美瑛の丘」、大雪山連峰を望む「北西の丘展望台」など、絶景を楽しめる紅葉スポットが、美瑛町には多数存在しているのです

関東・関西圏で、「11月から12月頃は多忙で、ゆっくり紅葉を楽しむことができない…」という方もいらっしゃるのではないでしょうか？

シルバーウィークや休日を利用し、北海道にて、少し早めの紅葉旅行をスケジュールに加えてみるのもいいかもしれませんね。


 執筆：街コミNAVI編集部