1985年、茨城県つくば市で開催された『国際科学技術博覧会』は 「人間・居住・環境と科学技術」をテーマに184日間、開催されました。

最終日の入場者数は、21万6085人、迷子の人数は、1万2163人 忘れ物3万2630件、救急車出動回数1271回と様々な記録を残し終了したそうです。

もちろん、科学技術の展示も華やかなもので 1980年代の日本は、そういった科学技術の分野が伸びていた時代でもあり 茨城発の国際科学技術博覧会の注目度は半端なかったでしょう。

そんな、国際科学技術博覧会が開催された茨城県『つくばエキスポセンター』で 7月20日、未来の自分や家族、友人宛に書いたはがきなどが入ったタイムカプセルが 15年ぶりに開封されました。 このタイムカプセルは、茨城県つくば市で開かれた 国際科学技術博覧会の15周年を記念して、平成12年（2000年）に封印されたものです。

気になるカプセルの中には 公募で集めたはがきおよそ2000通のほか、当時の新聞や雑誌、キーホルダーなど 科学万博の関連グッズが収められてます。

開封セレモニーには、一般客およそ40人が参加。

ふたを外した代表の一人は 「万博好きの集まりで知り合った彼も私も初めていったのが科学万博だった」 と、思い出を語っていました。

なるほど、そういう出会いもあるわけですね。 どこに出会いが落ちているか わかりませんね。

開封された後、はがきは差出人に返送され 新聞やグッズなどは、9月17日まで茨城県つくば市のつくばエキスポセンターで 展示されているそうです。

30年経っても色あせることのない万博の思い出を 是非、大切にして欲しいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部