2016.02.29.
青森は不健康な県
青森で健康に配慮した食を提供する料理人 「あおもり食命人」たちのネットワークが2月14日発足しました。
青森県が主導して設立したもので 同日、青森市のリンクモア平安閣市民ホールにて開かれたシンポジウムで 報告・発表されました。
情報元ソース:Web東奥
「あおもり食命人ネットワーク」が発足
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160214-14213853-webtoo-l02
同ネットには、青森で食命人に認定されている177人のうち46人が参加したそうです。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160214-14213853-webtoo-l02
そもそも「あおもり食命人」とは何なのか?といいますと 「新鮮で安全・安心な旬の県産食材を活かした健康的な食事(=命を支える食)を作る人」 という意味の造語だそうで、「あおもり食命人育成事業」が平成25年から開始され 平成27年4月より「青森職名人自立活動支援事業」として青森県主導で取り組まれています。
今回、発表の場となった食のシンポジウムも この事業の一環として開催されたものとなります。
実は、青森県は平均寿命が男女ともに全国最下位、塩分摂取量も非常に多く 肥満度は年々増加し、生活習慣病の羅漢率も上昇と・・・「健康な県」というには ほど遠い状況なんですね。
野菜が豊富に収穫できるにもかかわらず、県民の野菜の摂取量も少なく カップラーメンの消費量は全国トップクラスと、食生活の問題も指摘されています。
外食中心の生活が盛んになる今、外食などでも健康的な食事ができるようにと 発足されたのが、この食命人事業なのです。
青森にかかわらず地域の食を考える動きは現在盛んですし、これを機に 青森県が不健康な県の汚名を返上するきっかけとなることを期待します。
執筆:街コミNAVI編集部