近年の日本では大型のショッピングセンターなどが大きく成長し 特に東京都心には、大型の複合施設が大量に進出しています。

しかし、古くからの文化が息づく東京には昔ながらのお店なども多く 地域によっては、大型施設と個人商店などがともに存在している地域もあります。

中でも東京有数のビジネス街、錦糸町では多くの個店と百貨店などがあります。 そんな中、JR錦糸町駅の周辺で、個店と大型店が協力して開催するイベント 「錦糸町わくドキフェスティバル大抽選会」が3/11～13にかけて行われました。

このイベントは、地域の個店・大型店・企業・墨田区役所のスタッフからなる団体 「錦糸町活性化協議会」が主催となっていて、各々が協力して地域を活性化させるために 開催されました。

大型店と個店の両方で買い物をすることで抽選（ガラポン）に参加する事が できる仕組みになっていて、景品も協議会に参加する店舗などからの協賛が主となっていました。

JR錦糸町周辺には放射状に個店が多数存在し、その数1,000ともいわれていて 同時に南口前には丸井・西友・ヨドバシカメラなど大量の大型店舗も営業を行っています。

古くからの文化を見直していこうという風潮もある中、全国的な大型店と地域に根差した 個店が協力して地域の活性化に取り込むというのは、錦糸町のみならず全国的に これから必要とされていく試みとも思われます。

これからもこの試みが続いていくこと そして、錦糸町から全国に波及していくことを願うばかりです。


 執筆：街コミNAVI編集部