最近メディアなどでよく耳にしたり目にすることが多くなった言葉に 「クールジャパン」というものがありますよね。

言葉自体は海外ではそれほど使われていない言葉のようですが、日本の文化が国際的に 評価されていることをさしたり、そのコンテンツのことをさす言葉として使われます。

そんなクールジャパン文化の発信は国が行うのみならず、企業はもちろん 今や市町村レベルでの発信も行われるようになっています。

埼玉県所沢市は出版事業などを中心とする企業、KADOKAWAと連携して クールジャパン文化の発信に市として取り組んでいくことを改めて発表しました。 KADOKAWAは所沢市東所沢の旧浄化センター跡地に製造・物流拠点と図書館や 美術館、博物館などを融合した施設の建設を計画していて、施設とその周辺地域一帯を 「ところざわさくらタウン」として、市とともに文化の発信をめざす 「クールジャパンフォレスト構想」を打ち出していました。

6月10日には所沢市役所で改めてクールジャパンフォレスト構想の推進協定が締結。

来春の着工を予定し、東京オリンピック前年の2019年に完成する予定となっていて クールジャパンの総本山を目指します。

所沢市も、予定地周辺の交通量の増加などを見越し、道路拡幅や交差点改良工事などに 予算を割く予定となっています。

町全体を巻き込んだ事業ということで、周辺住民の反応も気になるところですが 無事オリンピック前に完成すればかなりのアピールが期待できます。

計画通り進むことを期待したいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部