日本各地には季節に合わせ、様々な行事や催しが行われてるのは 皆さんもご存知ではないでしょうか？

今回、秋田でもそんな季節に合わせた恒例行事が行われ 賑わいを見せていたそうです。 秋田で行われたのは十文字町の伝統行事「虫追いまつり」というものだそうで この行事は、秋田では40年程前から開催されている伝統行事なのだとか。

しかし、「虫追いまつり」と聞くと一体どのような内容の行事なのか 気になるものではないでしょうか？

この秋田で行われる行事は、稲わらで作られた巨大な松明を抱えながら水田のあぜ道を 練り歩き稲の害虫を退治し、稲の豊作を祈願するという行事なんだそうで 祭りというよりは、まさに行事といった内容のものになっているのだとか。

一見この「虫追いまつり」は一風変わった伝統行事だと思いがちですが「虫追いまつり」は 昔は日本のどの地域でもみることのできたポピュラーな行事だったそうですね。

米が主食の日本人にとっては稲の出来が生活に大きな影響を与えるのでは無いかと 思いますので、「虫追いまつり」はとても重要な伝統行事だったのではないでしょうか？

現在でも稲作は日本において重要なものの一つである事は 変わらないのではないかと思います。

けれども、この「虫追いまつり」を行う地域はとても少なくなっているようです。

今一度、古くから伝わる伝統行事について目を向けてみるというのも 大事な事なのかもしれません。


 執筆：街コミNAVI編集部