徳島と聞くと何を思い浮かべますか？多くの人が思い浮かべるものの代表は、阿波踊りではな いでしょうか？言うまでもなく徳島は阿波踊り発祥の地。8月には全国最大規模の阿波踊りが 開催され、観光客でにぎわいます。 現在では阿波踊りも全国に広がり、阿波踊りを地域の特徴にする地域も増えています。

そんな阿波踊りのお囃子のメロディーが今年、徳島と、関東の3つの電車の駅で利用される メロディーになっていたのを皆さんは知っていましたか？

阿波踊りのメロディーを取り入れたのは徳島、高円寺、南越谷、新越谷の各駅。 JR武蔵野線の南越谷駅と南越谷駅に隣接する東武伊勢崎線（スカイツリーライン）の新越谷駅で は、8月の期間限定でメロディーを変更しました。

越谷市では8月19日から21日までの3日間「第32回 南越谷阿波踊り」が開催されていて そのPRなどもあり越谷市がJRと東武鉄道に働きかけ実現したものなんだとか。

「東京高円寺阿波おどり」が毎年開催されているJR中央本線の高円寺駅では、例年 発車メロディーが8月1日から約1か月間限定で変更されていましたが、今年は第60回の 記念大会を迎えたことから、通年にわたり阿波踊り調の発車メロディーを使用することに なったそうです。

そして、徳島の徳島駅では通年にわたって1～4番ホーム到着メロディーが阿波踊りに。 徳島県と徳島市、JR四国が連携して導入したのだそうです。

駅のホームで流れるメロディーは意外とご当地感があるものなどが使用されていることも 多いので、皆さんもいつもの駅でいつもの発着メロディーに耳を傾けてみると新しい発見が あるかもしれませんよ。


 執筆：街コミNAVI編集部