



2016.09.20.
札幌の新興IT、新卒採用にアイデア。
現在、メキメキと業績を伸ばしている札幌の新興IT企業各社が、新規採用につなげようと 道内の大学生や専門学校生に、職場体験をしてもらうインターンシップに力を入れています。
大学の就職課などに求人を任せきりにしていると、新興企業はどうしても知名度が不足している ため、大手企業に学生が流れてしまいます。
そのため各社はインターンに力を入れ、インターンの学生が大学の単位認定を受けられるように したり、長期体験で職場への理解を深めてもらったりと、若者との接点づくりに知恵を絞って いるようですよ。
情報元ソース:北海道新聞
札幌の新興IT、職場体験に力 知名度不足カバー
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160917-00010002-doshin-sci
システム開発会社のビットスター(札幌)はインターンを昨年導入し、参加した2人のうち1人が
入社しました。大学などにポスターを張ってPRしたところ、今年も12人が応募しました。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160917-00010002-doshin-sci
HP制作会社のギアエイト(札幌)では、3ヶ月以上の長期インターンの受け入れが原則だそう。 社員と同じ業務に加わってもらうことに意味があるという考えだそうです。
これまで10人を受け入れ、3人が入社しました。
電子書籍のルーラー(札幌)は、インターン募集にベンチャー企業の求人用サイトも活用して います。今春入社した内山さんは「インターンでも業務に関われて、入社意欲が高まった」と 話しています。
なぜ各社がこぞってインターンに力を入れるのでしょうか? その背景には、札幌のIT業界の人材難があるそうです・・・。
7月の道内の有効求人倍率のうち情報処理部門は1・55倍と全体平均より5割も高く、人手不足が 深刻なのだとか。
IT企業を志望している学生でも、道内の求人に目が向かない現状のようですね。 企業が積極的に若者と接点を作るインターン制度が人手不足を打開する有効な手段となって 欲しいと願います。
執筆:街コミNAVI編集部