青森県内にて、久しぶりにSLの運行が行われ、話題となりました。

全国最大の観光キャンペーンとして、全国の良好外車や自治体、地元関係者が協力して行われる 「ディスティネーションキャンペーン」。この青森北海道南部版である 「青森県・函館デスティネーションキャンペーン」の中核事業として、9/17と9/19に ”SL銀河青函DC号”が青森ー弘前間で運行されました。 青森県内のSL運行は2011年6月依頼の5年ぶりということ。その大きくて力強い姿に、駅沿線住民の 鉄道好きの少年や家族連れが集まり、手を振って歓迎したようです。

青森〜弘前駅間の秋の津軽路を、約1時間半かけて力強く走破しました。

出発駅の青森駅、折り返しの弘前駅にて出発式が行われた以外にも、列車の停車駅でも 歓迎イベントが行われ、沿線各地で歓迎されました。

この”SL銀河青函DC号”ですが、元々は東日本大震災の復興支援の一環として、2014年から JR釜石線を走る蒸気機関車”SL銀河”に使用されているC58形239号機という車両が用いられました。

同車両が釜石線以外で運行されるのは初とのことです。 ヘッドマーク（車両先端に貼られる、円形のマーク）には、本イベント専用の特別なものが 取り付けられました。

また、運行が行われない18日には、青森駅にて車両展示会が行われ、客車内の見学もあったようで 普段中々見られないSLの登場に、青森駅はいつにもまして賑わいをみせたようです。


 執筆：街コミNAVI編集部