2016.12.04.
震災をきっかけに加須市が福島県双葉町と友好都市盟約
ここ数年は大規模な地震や災害が相次ぎ、多くの人が自分の家に住めなくなったり、地元を追われ たりして避難生活を送っています。被災地の復興ももちろん私たちが考えなければいけない課題 ですが、被災した人たちの生活する場所を確保する、被災した人たちを受け入れる場所を作ると いうのも私たちの役目ではないでしょうか?
そうした、避難した人たちと受け入れた人たちの間での交流が生まれれば、なお良しですよね。 2011年の震災と東京電力福島第一原発事故による避難を縁に、福島県双葉町と埼玉県加須市では 友好都市盟約が結ばれたそうですよ。
情報元ソース:毎日新聞
友好都市 双葉町と加須市…だるま・こいのぼり交換し祝う
http://mainichi.jp/articles/20161104/k00/00m/040/053000c
加須市では、東日本大震災以降、平成23年3月21日に「加須市双葉町支援対策本部」
(現:加須市被災者支援会議)を設置し、旧騎西高等学校の避難所での支援をはじめ、市民
各支援団体の人たちなどの協力、支援を得ながら、様々な取り組みを行っていました。http://mainichi.jp/articles/20161104/k00/00m/040/053000c
そして、避難民の受け入れも始め、これまで最大約1400人を受け入れ。現在でも約500人の人が 避難生活を加須で送っています。
加須市では、県外避難者に対して国で定められた「特例事務」の他にも、加須市独自の支援として 多くの取り組みを実施。
そんな厚い支援とそれに対する感謝から、今回の友好都市条約が結ばれました。 両自治体は福島県いわき市で式典を開いて、名産のだるまとこいのぼりなどを交換して祝った そうです。
震災関連では暗いニュースも多いですが、こうした明るいニュースをたくさん見られるように なりたいですね。
執筆:街コミNAVI編集部