東京にはさまざまな町がありますが、東京の「おしゃれな町」というと、皆さんはどこを思い浮かべますか？

東京にはおしゃれなイメージのある町は多いと思いますが、中目黒を挙げた人もいるのではないでしょうか？住みたいまち調査などでもいつも上位にランクインする中目黒ですが、最近、新しいスポットがオープンしたのをご存知ですか？ それが、「中目黒高架下」です。

東急電鉄と東京メトロが共同で開発した中目黒駅の高架下商業施設で、関東初出店の店舗、EXILEなどで有名なLDHグループの運営するお店など、さまざまなお店があります。

そんな中目黒高架下の一部区画に設けられているのが、「NAKAME GALLERY STREET」。これは多彩なクリエイターが集い様々な個性を発信する場として作られた空間で、借主は与えられた区画を自分の好きなようにクリエイトして利用していいというもの。

店舗利用やオフィス利用など、様々な活用法が提案されていますが、2月にはこのNAKAME GALLERY STREET で、NYを拠点に活動する日本人アーティストの個展が開催されました。

「SHUN SUDO PAINT OVER EXHIBITION 2017 in TOKYO」は、須藤俊さんの個展。須藤さんは子どものころは、歌舞伎の子役として活躍。10代から20代にかけて、海外で放浪生活を送り、その後、日本に戻りジムのインストラクターや整体師などの仕事をしていたという異色の経歴の持ち主で、2015年ごろからNYを中心にアーティストとして活動しています。

経歴を活かしたハイブリッドな作風は世界的に評価を得ています。

こうした新進気鋭のアーティストがこれからも中目黒高架下にはたくさん出てくると思いますし、現代アートに敏感な人は、是非中目黒高架下をチェックしてみてはいかがでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部