徳島県鳴門市といえば、霊山寺も有名ですが、なんといっても天然の観光資源、「うずしお」で有名ですよね。

ダイナミックに渦をまき、大きな古代の生き物のようにも見えるこのうずしお。一目見ようと徳島には一年中観光客が訪れています。

しかし、このうずしおに「見ごろ」があったのをご存知でしょうか。 実はうずしおの見ごろは春なのです。つまり、3月末から5月くらいにかけて、が最も渦が大きくなり、美しくなるというのです。

これはいったいなぜでしょうか。

徳島県鳴門市うずしお観光協会によれば、干潮時、満潮時の高低差である「潮位差」が大きくなる春と秋にうずしおは最大となるそうです。

なかでも南風が吹きやすい春にはその形が整う、ということで春が一年で一番うずしをを美しく大きく見ることができるというのです。

鳴門海峡といえば徳島・兵庫をつなぐ瀬戸内海の観光では外せない場所であるのですが、春にはいかなごを甘く煮詰めた「いかなごのくぎ煮」でも有名な場所でもあります。そうでなくても一年中海産物が揚がるこの地域。

もちろん灘などの日本を代表する酒どころがある兵庫ですから、うずしおを見た後は魚をアテに日本酒をきゅーっといきたいものです。書いているそばから飲みたくなってきました。

春休み、連休にどこに行こうかと悩んでいる方々もいますがこうして兵庫・徳島観光なんていかがでしょうか。是非、春の観光計画の一案として観光地リストに入れてみてください。


 執筆：街コミNAVI編集部