現在は各自治体が地方創生をテーマにしのぎを削る時代。地域活性化のためにまず考えられるのが、その地域の特産品を活用したまちおこしですよね。

最近では、これまでとは違う新しい特産品などを創出することで地域を活気づけようとする地域も増えてきています。そんななか、ある種ブームとなってきているものの一つが、地酒です。

日本酒ブームの影響もあって、現在地酒を活かした地域PRを行う地域も増えていますし、新たな地域ブランドの地酒も多く開発されています。そうした中、富山県でも新たな銘柄の地酒が開発され、注目を集めているのだそうです。 3月17日に富山県民会館1階の「D&DEPARTMENT TOYAMA」で開催されたイベントでは、富山県産のお米を使って新たに開発された2種類の「富山オリジナル日本酒」がお披露目されました。

県酒造組合が、富山ブランドの地酒ファン拡大のために富山県の支援を受けて開発したもので、特に女性ファンの獲得に向け、飲みやすさにこだわった日本酒となっています。

桝田酒造店が製造する「ニゴリスパークリング」は、その名の通り女性に人気のスパークリングタイプで、シャンパンのように飲めるのが特徴。玉旭酒造が製造する「エコーズ」は、チューリップの花粉から発見した野生の酵母を使った、低アルコールで飲みやすいお酒となっています。

どちらも、これまでの富山の地酒にはなかったタイプのお酒ということで、新たな顧客獲得への期待も高いようです。

お酒好き、日本酒好きの人は、是非富山の新しいお酒をチェックしてみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部