最近は暑い日が続き、すっかり初夏を感じる気候になってきましたね。

寒さを乗り越えたこの時期になってくると植物も動物も活発に活動を始めるようになり、渡り鳥や野鳥に関するニュースなどもいくつも報道されていますが、兵庫県川西市では、そんな鳥に関する心あたたまるニュースがネットなどで拡散され話題となっています。 そのニュースとは、ごみ収集車にキセキレイという鳥が巣を作って雛を育てているというもの。

このごみ収集車は川西市けやき坂にある川西市公園緑地課事務所のもので、しばらく駐車している間に車のバンパーとボンネットの間の隙間に巣が作られ、雛が育っていたのだそうです。

キセキレイはスズメ目セキレイ科に分類される鳥で、下腹部が黄色いことからこの名前がついています。あまり名前を聞いたことがないという人もいるかもしれませんが、九州以北の日本全域に生息していて、夏場は渓流などに生息しているのだそうで、川西市でも川辺などによく生息しているのだそうです。

雛が巣立つまでこの収集車の使用が中止されているそうで、ネット上では「奇跡レイ！」といったようなコメントも見られ、ほっこりとした人も多かったみたいですよ。

この巣が発見されたのは5月9日だそうで、キセキレイの雛はふ化してから2週間程度で巣立つという事から、現在すでに巣立っているかもしれません。

気になる人は川西市の情報をチェックしてみて下さいね。


 執筆：街コミNAVI編集部