現在、世界的に議論されている事項といえば…やはり地球環境の問題。

リデュース、リユース、リサイクルといった言葉が浸透し、無駄なごみを出さないことが大切だといわれていますが、そうした中でも「食品ロス」を減らす取り組みが注目されています。

そんな中、富山市では先日初の「サルベージ・パーティ」が開催され、注目を集めました。 サルベージとは、本来「難破船を救出する」という意味の言葉で、サルベージ・パーティとはごみとして捨てられてしまう余った食材を再利用して救出するというイベント。

家庭で余った食材などを参加者が持ち寄り、それをシェフや参加者が料理にしてしまうというイベントです。

こうした余った食材を有効活用して食品ロスを減らすサルベージ料理、サルベージ料理をみんなで作るサルベージ・パーティは数年前から全国的に広がりを見せていて、サルベージ・パーティを主催する市民団体なども出てきています。

今回、富山で開催されたのは、富山県と富山県婦人会がともに主催したもので、初めての開催となりました。

富山県は昨年のG7環境省会合をきっかけとして食品ロスの削減に取り組んでいて、今年度中にあと4回のサルベージ・パーティを開催する予定となっているのだそうです。サルベージ・パーティの面白さは、みんなが持ち寄ったもので作れる料理を考え、即興で作ってしまうという点です。

大規模なパーティでなく、仲間内で集まってやってみても盛り上がるのではないでしょうか？皆さんも機会があれば是非、参加してみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部