皆さんの住んでいる地域には、どんな特産品がありますか？日本中の各地域に様々な特産品がありますし、そうした特産品を活かしたイベントなども数多く開催されていますよね。

こうしたイベントは由来や開催期間、時期なども色々ありますが、兵庫県明石市では市の特産品であるタコをPRするイベント「明石半夏生（はんげしょう）たこまつり」が開催されました。 明石市はマダコの漁獲量日本一のだれもが認めるタコのまち。

ちなみにイベントのタイトルともなっている「半夏生」とは、夏至から数えて11日目のことを指していて、今年は7月2日。関西では昔から半夏生にはタコを食べるという風習が伝わっているということで、明石のタコをPRしようと、3年前から開催されるようになったイベントだそうです。

昨年までは1ヶ月程度祭り期間がありましたが、今年は1週間ほどにイベントを凝縮。7月2日〜9日までの期間中には、明石市内の飲食店を中心に57の店舗でタコに関連した商品が提供され、2日にはJR明石駅前で、明石だこの天ぷら配布なども行われました。

観光客へのPRとしても大きな効果を発揮するこのイベントですが、3日は市内の小学校と中学校の給食で明石だこを使ったメニューがふるまわれるなど、地域の子供たちの地元愛の醸成にも役立ったようです。

皆さんも明石に訪れた際には、明石だこを食べてみてほしいですし、来年以降の今の時期に関西に行くことがあれば明石に足を延ばして、タコを食べてみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部