国土交通省が募集している地域特色をデザインした図柄入りナンバープレートに関するニュースをよく見かける今日この頃ですが…自動車の「つくばナンバー」対象地域のつくば市など13市町で、図柄入りナンバープレートの導入に向け、準備を進めています。 図柄入りナンバープレートについては、これまでラグビーW杯、東京オリンピック・パラリンピック2020の特別仕様ナンバープレートを導入し、大会気運の醸成を図ってきています。

導入地域においては、交通改善、観光振興などに資する取り組みを検討し、寄付金を活用することが出来るとのこと。これは自治体にとってはぜひ提案しておきたいところですよね。

ということで、「つくばナンバー」が対象となっているつくば市では、導入の意向を表明し、デザイン案を12月1日までに提案、来年10月頃の交付開始を目指しています。

つくば市によると、意向表明をした後、期限の9月29日までに正式に導入を申し込み、デザインは業務委託により3案程度を作成した上で、対象地域の各自治体が住民アンケートを実施。意見を踏まえて一本化し、12月の提案を経て、来年7月に正式決定される見通しだそうです。

つくば市企画経営課は「図柄入りナンバーにより、地域PRや観光をはじめとした地域振興、さらには自治体間の連携強化につなげたい」と期待しています。

図柄入りナンバーは、寄付金ありのカラーと寄付金なしのモノトーンの2種類あり、寄付金は対象地域の交通サービス改善や観光振興などに活用されるそうです。寄付額は1,000円以上となる見込みで、発行手数料はいずれも一般のプレートより高くなる見込みとのことです。

折角プレートをつけるのであれば、地域性や特別感のある方が良いですよね。しょっちゅう変わるものでもないですし、思い切って図柄入りナンバープレートで登録して、地元愛を表現してみるのも良いのではないでしょうか。


 執筆：街コミNAVI編集部