先月末、任期満了に伴い茨城県知事選が行われました。そして選挙から1日開けた8月28日、初当選を果たした大井川和彦さんが、水戸市に赴き、水戸駅前で通勤通学の人たちに感謝の気持ちを伝えました。

この日「朝5時頃から目が覚めてしまい、皆からのメッセージに応えていた」という大井川さん。選挙戦は白いポロシャツ姿で県内を駈け廻っていましたが、この日は白いワイシャツにストライプのネクタイを締め、午前7時頃に水戸駅に到着。行き交う人たちに一礼しながら当選の報告を行っていました。 大井川さんといえば、選挙期間中、腰をかがめて相手の目線の高さに合わせ、笑顔で握手に応えていたこと。この日もその時と同様、相手の目線に合わせ、握手や声援に応えていたそうです。

水戸市内にある選挙事務所には続々と支持者が訪れ、お祝いムードに包まれる中、1ヶ月後の就任に向け「これからの重責を思い、緊張感でいっぱい」と心境を語りつつ「茨城の可能性を最大限に引き出す」と意欲を見せていました。

「挑戦する県政」を掲げ、水戸地区をはじめとする激戦を制した大井川さんは、この日の会見でも目指すリーダー像について「先頭に立って挑戦していくこと」と強調。24年ぶりの交代となた県政のかじ取り役として、「茨城の持てる可能性を最大限に引き出せる知事になっていきたい」と決意を新たにしていたそうです。

知事という職に限らずですが、やはり政治家というのは市民・国民の代表ということで、先頭に立ってリーダーとして活躍してもらうのは前提としてあって欲しいもの。大井川さんの活躍と政治に期待が高まるところです。


 執筆：街コミNAVI編集部