現在、3年後に迫った東京オリンピック・パラリンピックへ向けた機運が高まっていますね。

日本で人気があったり、メダルが期待されている競技といえばいろいろありますが、その中の代表格の1つがレスリングではないでしょうか。

そんなレスリングの世界選手権が8月にフランス・パリで開催されましたが、そこで男子フリースタイル57キロ級で初優勝した高橋侑希選手が、出身地である三重県桑名市に凱旋。 三重県は日本の中でもレスリング大国として知られますが、実は男子で三重県から世界チャンピオンが出たのは初のことで、日本男子フリースタイル勢としても36年ぶりの優勝を果たしました。

高橋選手は桑名市に生まれ、桑名市立桑部小学校時代にレスリングをはじめ、中学も桑名市立の中学に通っていました。

そして県立いなべ総合学園高、山梨学院大を経て昨年春から名門ALSOKに所属して競技を行っています。帰国した高橋選手は9月7日に桑名市役所を訪問し、そこで桑名市スポーツ親善大使に任命されました。

この役職を受けるのは元男子マラソン日本代表の瀬古利彦さんに続いて2人目だということで、桑名市からも強い期待が寄せられていることがわかりますますね。今後の国内大会や国際大会、オリンピックに向けて決意を新たにしました。

まだ23歳ということでこれからの更なる活躍が期待される高橋選手。桑名市、そして日本の国民の期待を背負って世界で活躍してほしいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部