遊園地と聞くとどこを思い浮かべますか？

近年は遊園地は減少の一途で、都市部の大型テーマパークくらいにしか知らないという人も多いかもしれませんが、三重県桑名市にも、東京ディズニーランドに次ぐ日本2位の敷地面積を持つ遊園地「ナガシマスパーランド」がありますよね。 1966年から50年以上にわたって日本を代表する遊園地の1つとして、桑名の名物として君臨するナガシマスパーランドですが、先日その名物アトラクションの1つが長い歴史に幕を閉じ、多くのファンが訪れました。

それがジェットコースター「ホワイトサイクロン」です。

1994年以来、24年間にもわたってジェットコースターファンを魅了し続けた名物コースターですが、1月28日に運転を終了しました。その特徴は、木製であるということと、なんといってもそのスケール。

全長1,715メートル、最高到達点45.5メートルは木製コースターとして世界でも最大級のスケールで、骨組みがすべて木製で、白塗りという日本らしい美しさも評判でした。

木のきしむ音はゾッとしますが、ジェットコースターファンにはそれがまたたまらなかったのだとか。

しかし、老朽化やメンテナンスの大変さなどもあり、今回営業終了が決まったということです。ネット上でも営業終了を惜しむ声があふれ、ラストランには多くのファンが訪れ、別れを惜しんだといいます。

…とはいえ、木と鉄を組み合わせた後継ジェトコースターの営業も決まっていて、他にも名物コースターもたくさんありますし、遊園地としてはまだまだ魅力十分。皆さんも東海方面へ旅行へ行く際は、桑名、ナガシマスパーランドも候補地に入れてみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部