現在、様々な問題が社会で議論されている状況ですが、そんな中でも、未だに解決の兆しを見せない話題となっている問題といえば、保育・待機児童の問題ですよね。

民間だけでなく国や各自治体でもこの問題に対する様々な対策が提案されたり実験されたりしていますが、東京都町田市では、この10月から新しい取り組みが始まったということで注目を集めています。 その取り組みが、「送迎保育ステーション事業」

これは、空きのある保育所を見つけたけれど、家から遠くて送り迎えができず、入所を断念せざるを得ない。という家庭を救済するための取り組みで、町田市が送迎のバスを運行して、子供たちを各保育園に送り届けるというもの。

幼稚園などで送迎バスを運行している園などは以前からありますが、町田市が市内の複数の保育園に対してその役割を担うイメージでしょうか。

送迎サービスを利用する子供たちは、新しくオープンする施設「送迎保育ステーション」に集合し、ここを拠点に送迎を受けることになります。この送迎保育ステーションは送り迎えの前後の時間にはそれ自体が保育所としても機能して、バスが迎えに来るまでの時間、帰ってきて保護者が迎えに来るまでの時間子供を預かることになるんだとか。

10月2日から早速運用が開始されているので、その効果にも期待ですし、町田市で保育園に関しての悩みを抱えている人は町田市のホームページを是非、チェックしてみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部