みなさんは電子決済を利用していますか？

日本は現金社会だといわれ、まだまだ現金決済が主流ですが、これからの時代の中で、電子決済の普及が進んでいくのは必然のようにも思えます。

国内でも電子決済サービスは増えてきていて、決済のほかにも様々な消費の場でITが活用されてきていますが、東京都町田市では、国が進める「電子レシート」の実証実験が行われ注目を集めました。 電子レシートは、その名の通り、レシートを紙ではなく電子で出力するというもので、お店でもらうレシートがスマートホンなどにデータで送られてきます。

今回、国が新たに開発したフォーマットを一律して利用するので、データの管理がしやすく消費者としても紙を捨てる無駄や手間、改めて家計簿に記載する手間などを減らすことができると注目を集めているのです。

経済産業省の主導で、複数の小売企業の協力を得て進められているこの実験。町田市には協力小売り企業がすべて出身していることなどから、町田市が実験の場として選ばれたのだとか。

実証実験は2月13日～23日の間行われ、今後の実用化に向けて今回の結果が精査されることになるといいます。

消費者としてはレシートをすぐ捨ててしまうことも多いですが、レシートには購入した商品や時間など、様々なデータが蓄積されているので、そこからビッグデータを取り出すことで様々な可能性が見えてくるということで、国としてもこれからのデータ活用に期待しているということです。

町田市の人は今回電子レシートを利用したという人もいるかと思いますが、これからの動きに注目してくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部