近年、日本でも企業の倫理観の向上や社会貢献活動の増加などが見受けられるようになっていますよね。

働き方改革など、働く人の環境改善なども社会的な課題となる中、特に大企業では、これまでになかった新しい取り組みが始められています。

その代表的なものとして、企業が社内に保育所を開設するなど、保育施設の不足に対応する取組が多くあげられますが、広島市では、なんとコンビニエンスストアに保育所が併設され注目を集めています。 保育所を開設するのは、ご存知セブンイレブン。

セブン―イレブン・ジャパンは子育て世代の人が働きやすい環境を整えて人手不足に対応しようと、保育所の開設を決定。先日、広島市の店舗の2階部分に第1号となる保育所を開設しました。

「セブンなないろ保育園」と名付けられたこの施設では、基本的に地域のセブンイレブンで働く人の子供を受け入れますが、地域住民が利用できる枠も設けるとのことで、地域貢献も見据えた施設となっているようです。

大手コンビニとしては初となるこの試みですが、東京にも1店舗に併設してオープンが決まっていて、順次全国で拡大していく予定とのこと。

保育所に優先的に入れられるなら働いてみてもいいかなと思う人も多いのでは？パートやアルバイトの店員でも利用できるというのはかなり魅力的ですよね。これから他の企業でもこうした取組が進んでいくことになるかもしれませんし、これからの社会的な動きにも注目です。


 執筆：街コミNAVI編集部