日本の食は世界中でも高い評価を得ていて、食材にしても料理にしても、日本ならではのものが多いですよね。お肉に関していえば、日本といえば和牛を連想する人も多いのではないかと思います。

ブランド牛として海外でも評価の高い和牛ですが、その中でも特に知名度の高い牛の代表格といえば、松阪牛ではないでしょうか？ そんな和牛の町としても知られる三重県松阪市では、和牛をテーマにしたグルメイベントが開催され好評を博しました。

ズバリ「和牛サミット in MATSUSAKA」と題されたこのイベントは、今年初開催された和牛の祭典で、昨年の伊勢志摩サミットで松阪牛が各国首脳に好評だったことから松阪市が主導して開催されることになったそうです。

農業屋コミュニティ文化センターとその周辺施設で10月14日実施。

イベント内容は全国各地の有名な8の和牛ブランドが集結した「全国ブランド牛フェスティバル」と、基調講演やパネルディスカッション、各ブランドのPRタイムを通じて、和牛の魅力を発信する「和牛シンポジウム」。全国のブランド和牛がこうした形で結集する機会はあまりありませんし、食べるだけでなく講演などからも和牛の魅力を体感できるという一風変わった構成も注目を集め、4,000食分のメニューが5時間で完売するという盛況ぶりとなりました。

現在では様々な業界で協力姿勢が重要視される中、各ブランド和牛が協力して業界を活性化できるか、期待が集まります。この和牛サミットがこれから恒例化していくことにも期待したいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部