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2015.02.25.

愛知の人しか知らない?大高菜が絶滅危惧食材に。


愛知県名古屋市緑区・大高地区に 江戸時代から伝わる野菜「大高菜」があります。

そんな大高菜ですが 現在、交雑して本来の形質が失われやすいという事から NPOが絶滅危惧の食材として認定をしたそうです。
情報元ソース:毎日新聞 <大高菜>名古屋の伝統野菜 「絶滅」させない
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150221-00000036-mai-soci
『絶滅危惧』と聞くと、もう二度と食べられなくなる日がやってくるのではないか? と、少し不安な気持ちになってしまいますね。

しかし、愛知在住の住民の方によって 地域伝統の野菜を絶やさぬようにという気持ちから 家庭菜園で「大高菜」を育てている方が増えているそうです。

大高菜は、アブラナ科で50〜90センチの大きさに育ちます。 香りは強いですが、くせがなく食べやすいそうです。

冬から春へ、季節の移り変わりを感じることのできるお野菜であり お正月のお雑煮の具材として使われていたり 春になれば、からし和えとしても調理されてるみたいですね。

愛知に、こんな地域に根付いた野菜があるとは知りませんでした。 一度食べてみたい気持ちになります。

大高菜の栽培は、手間がかかる割に単価が安く、傷みやすいということで ほとんど流通はしていないそうです。

旬の時期だけに、地元のスーパーで販売されるということで これは愛知でしか食べることの出来ない野菜に違いありません。

他府県の方は、おそらく「大高菜」と聞いても いったいどんな野菜なのか、頭にすぐ浮かんで来ないのではないでしょうか? それくらい希少価値のあるお野菜と言って良いのかもしれませんね。


 執筆:街コミNAVI編集部