日本で大きな社会問題となっているものは色々とありますが、特に地方で問題となってきているものといえば、空き家や遊休不動産に関する問題。

火災などの事故の温床となるだけでなく、土地や建物が使用されずに残ることで治安の悪化などにもつながると指摘されていて、各自治体、問題の対策に乗り出しています。

そうした空き家を活用していくことで地域を活性化させようというポジティブな動きも進められていますが、神奈川県座間市では、空き家の管理に関する新しい取り組みが発表されて話題となっています。 その取り組みとは、座間市シルバー人材センターとの連携強化。

座間市シルバー人材センターは、現在空き家の草刈りや報告書作成などの業務を行っていて、座間市はそうしたシルバー人材センターの活動を市民に広報する業務を行ってきましたが、今回正式に市との協定を締結。

これを機により強固な連携を目指し、情報交換なども積極的に行っていくことを決定。

シルバー人材センターとしても新しい業務プランを製作するなど、更なる空き家対策の強化を進めていくことになったのだそうです。

座間市シルバー人材センターの空き家管理の依頼は近年増加傾向にあるということで、これから間違いなく更なる需要が見込まれる中、両者が手を組んだことでよりスムーズで効果的な空き家対策が進められることが期待されます。

座間市で空き家に困っている地域住民の人などは、一度問い合わせてみてはどうでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部