皆さんの住んでいる地域には、その地域の象徴となっているような建物はありますか？

県外、市外の人がその地域を思い浮かべるときに真っ先に思い浮かべるシンボルのような建物は全国にありますが、兵庫県神戸市のシンボルともいえる「神戸ポートタワー」では、先日1日限りの無料開放イベントが開催されました。 ポートタワーは1963年に神戸の港に建設された展望用タワーで、中には売店・レストラン・展望台が入っています。

展望台からは神戸の山と海が一望できるようになっていて、神戸の観光スポットとして人気で、地元の人たちからも、地元のシンボルとして親しまれています。

2010年には改装も行われ、長く人々に愛されているポートタワーですが、11月23日には終日誰でも無料で入れる一般開放を実施。通常大人700円、子供300円の入場料が無料となりました。

実は今年は、江戸時代の鎖国が解かれ、神戸港が開港してから150年を迎えた記念の年。神戸市では今年1年様々な記念事業を行ってきましたが、この日のタワー無料開放もその記念事業の一環として開催されました。

当日はポートタワーの歴史などをまとめた「神戸ポートタワーのあゆみ～神戸港とともに54年～」という展示も用意されましたが、今回の開放を機に久しぶりにポートタワーにやってきた地元の人も多かったようで、感慨深げにその展示や、展望台からの景色を眺めていたそうですよ。

神戸開港150周年記念事業では現在も様々なイベントが開催されていますし、神戸に住んでいる人、神戸に訪れる人は、是非記念事業やポートタワーに訪れてみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部