自分の住んでいる地域の魅力度ランキングは気にしますか？

日本では例年そうしたランキングが発表されますが、その調査のたびに悪い意味で名前の挙がる都道府県といえば、北関東3県の群馬・茨城・栃木ですよね。この3県は毎年魅力度ランキング下位常連で、それらの県や各自治体はそうした地域の魅力度の低さをネタにして逆にPRを行ったりしています。

そんなたくましさを持つこれらの地域ですが、茨城県では茨城のイメージアップなどに貢献した取り組みなどに贈られる「いばらきイメージアップ大賞」の特別賞が、その魅力度ランキングを発表している民間調査機関「ブランド総合研究所」に贈られたことが話題となっています。 「いばらきイメージアップ大賞」は、2006年度から毎年開催されている賞で、個人・団体問わず、活動の種類も問わず茨城県または県内地域の知名度・イメージの向上に寄与するおおよそ3年以内の取り組みに対して与えられるもの。

ブランド総合研究所は東京の企業で、地域ブランドおよび企業ブランドの研究とコンサルティングを行う専門企業。活動の一環として地域の魅力度ランキングを発表しています。

茨城県はこの調査で5年連続最下位となっていて、茨城県にとっては嫌な存在のようにも思えますが、先ほども言ったように茨城県ではその魅力度の低さを逆に自虐ネタにすることでPRを行うなどしていて、実際に経済効果が出ていることから今回の表彰となったということです。

知事としては、魅力度ランキングの結果には納得いっていないということですが、これからの茨城県の魅力度ランキングの推移にも注目ですね。


 執筆：街コミNAVI編集部