



2018.01.17.
札幌市円山動物園でAI活用の動き
近年は様々なテクノロジーが大きく進化してきていますよね。
AIやIoTといった技術は私たちの普段の生活にも深く入り込んでいますし、これから様々な分野へ活用されていくことになっていくことは間違いありません。そうした中、北海道札幌市では、AIを動物園で活用していこうという動きが進められ話題となっています。
情報元ソース:北海道新聞
札幌市の円山動物園、動物の健康管理にAI活用へ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171231-00010001-doshin-hok
その動きを進めているのが、札幌市円山動物園。円山公園内にある動物園で、前身時代から考えると70年近い歴史を持つ老舗動物園です。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171231-00010001-doshin-hok
円山動物園では今年から北海道大学や地元のIT企業などとAIを活用した動物の健康管理などを行っていこうと考えているということで、話題になっているのです。
具体的には動物たちの鳴き声、動きといった情報を収集してAIに学習させることで、飼育に関する様々な判断に生かしていこうと考えているとのこと。
札幌市では、AIを活用した都市を作り、AI社会実装を先導する都市にしていこうという「Sapporo AI Lab」という構想を打ち出していて、まち全体としてAIの活用を推進しているということで、そうした運動にも歩調を合わせた取り組みといえそうです。
今年1月からさっそく会議が行われ、今年度中には具体的な活用案を取りまとめて実装に向けて動いていくということで、日本全体のAI、IoT利用のモデルケースにもなりえますし、全国の動物園のモデルケースともなることが期待されますから、是非みなさんも注目していてくださいね。
執筆:街コミNAVI編集部