今や国際化が進み、様々な場面で国の垣根を超えた活動が行われていますよね。

日本には多くの外国人観光客が訪れるようになり、外国の商品も国内で手軽に購入できるようになってきていますが、日本の企業や自治体も、国内向けでなく、海外に向けた商品や地域PRを行うことが当たり前になりつつあります。

そうした中、鹿児島県が海外のイベントで地域PRを実施したことが話題となりました。 PRの舞台となったのは、パリで開催されている、家具などのインテリア見本市「メゾン・エ・オブジェ」です。年に2回開催される世界的にも有名な見本市で、今年も1月19～23日にかけて開催されました。

2005年からはジェトロ（日本貿易振興機構）が見本市内にジャパンブースを開設し、日本の企業や自治体が多く参加するようになっているのですが、そこに鹿児島県も参加。

昨年が、鹿児島県の前身である薩摩藩が独自にパビリオンを確保した第2回パリ万国博覧会開催から数えて150周年であったことなどから、今年の出展に向けて準備が進められてきたということで、県や県内企業が鹿児島県産の伝統工芸品などをPRし、鹿児島県知事や鹿児島市長も応援に訪れました。

さらに、鹿児島県はパリの市内で現地の食品流通業者など関係者を集めて鹿児島のPRレセプションも実施。和牛をはじめ、鹿児島県産の食品のPRを実施したということです。

これからの鹿児島県の国際的なPR活動にも注目ですし、もちろん国内での取り組みにも期待したいところですね。


 執筆：街コミNAVI編集部