普段、地域の消防隊の活動について気にしていますか？

海外では消防士が英雄視されることも多いですが、日本では消防士の活動に関心を持っている人は多くない印象がありますよね。しかし、私たちの意識しない場所でも消防士の皆さんは命を懸けて消防活動を行ってくれていますし、私たちの命や文化財を守ってくれる消防士の活動には目を向けておくべきです。

ちなみに、三重県鈴鹿市では1月25日に「鈴鹿市消防職員意見発表会」が実施されました。 これは若手消防士たちが様々な提言の発表をして、より良い消防活動を行えるような改革を推進しようというもの。実はこの意見発表会には全国大会があり、これは鈴鹿市内での予選。

優秀者は4月の三重県大会に進むことができ、そこで勝ち進めば全国大会に出場できるのだといいます。

また、1月26日には、鈴鹿市考古博物館で消防訓練を実施。実は1月26日は文化庁が定める文化財防火デーとなっていて、全国でこうした文化財防災に関する訓練などが行われているのです。

考古博物館での訓練は初めてということで、地域住民も参加して、万一災害が起こったときの対応を訓練しました。

たった2日間の出来事でも、このように様々な活動が行われていますし、こうした消防隊の活動を全然しらなかったという人も多いのでは？

鈴鹿市の人はもちろん、それ以外の地域に住んでいる人も、皆さん、是非一度改めて地域防災について、考えてみてはどうでしょうか。


 執筆：街コミNAVI編集部