世の中には常に様々な流行やブーム、○○フィーバーといった現象が巻き起こっているものですが、現在まさにブームとなっているものの1つが将棋ですよね。

そしてその将棋人気をけん引する人物といえば、やはり藤井聡太六段ではないでしょうか？

昨年のプロデビュー以来、常に人々の注目を集め続けている藤井六段。地元・愛知県でも藤井六段の活躍に沸いていますが、愛知県はそんな藤井六段に特別表彰を贈り、話題となりました。 特別表彰は、その名の通り、愛知県に関する人で、多大な功績を収めた人などに受賞される賞で、毎年受賞者が出るようなものではありません。

初めて昭和56年に中日ドラゴンズの高木守道選手に贈られて以来、これまでに受賞者は6名と1団体しかいないうえ、その受賞者も野球選手のイチロー選手やフィギュアスケートの伊藤みどりさんなど、誰もが知る歴史に名を遺す人物ばかりという非常に名誉ある賞ということで、今回の受賞も大きな話題となっています。

藤井六段は愛知県瀬戸市出身で、将棋界での活躍はみなさんもご存知の通り。

2月にはすべての棋士が参加する「朝日杯」で史上最年少優勝を果たし、同時に史上初の中学生6段にもなったということで、これを機に特別賞の授与が決定しました。

授賞式の時期や場所などは今後調整して発表されるということで、この授賞式に注目が集まることは間違いなさそうです。

さらに愛知県では、先日の平昌オリンピックで銀メダルを獲得したフィギュアスケートの宇野昌磨選手をはじめとして、愛知県ゆかりのオリンピック選手たちに「愛知県スポーツ功労賞」「愛知県スポーツ功労者特別表彰」「愛知県スポーツ奨励賞」といった賞を贈ることも発表しました。

藤井六段は先日4冠を獲得するなどしていますし、まだまだ数多くの最年少記録を塗り替える可能性があるということで、これからの活躍からも目が離せません。

愛知の人はもちろん、みなさん是非これからの藤井六段の活躍にも注目してくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部