幕末から明治期にかけて、大量の資料が見つかった山本読書室。

どんなものがあったのか、いくつか書き出してみますと・・ ・岩倉具視が使った暗号表 ・秘密通信文61通 ・菅原道真の直筆とみられる写経 ・徳川慶喜が江戸攻撃の中止を求めた直筆の哀訴状 ・古文書や書画、動植物の博物標本など数万点 っていうんですから、驚きです。 けっこう、こういう資料はもう見つからないと思われていたのですが

実は、こっそり収集していて 当時からバレないように保管されていたそうなんですね。 というのも、この山本読書室というのは 岩倉具視の秘書であった山本復一が、破棄命令を無視して ずーっと残していたものだそうです。

なので、当時 こんな資料を出す事が出来なかったみたいですよ。

坂本龍馬の資料はまゆつばモノも多いですが この山本さんは、当時秘書だったのですから、この資料はかなりの信憑性がありますね。

その中でも、僕は 「徳川慶喜が江戸攻撃の中止を求めた直筆の哀訴状」 ってのが読んでみたいですね。

西郷さんと、勝海舟だけの手柄だと思われた江戸城無血開城ですが 慶喜の功績ももしかするとかなりあるのかも。


 執筆：街コミNAVI編集部