（2018年3月31日に書かれたコラムです）

京都の玄関口といえば「京都駅」。そんな京都駅のある「京都駅ビル」の中央コンコースで、企業CMと、京都の四季などの映像を交互で放映する大型のデジタルサイネージが4月1日に稼働するのを前に、式典が3月31日に行われました。 JR西日本コミュニケーションズが電照看板広告のスペースを模様がえし、コンコースを囲むように4面設置し、画面は縦2メートル、横は5～10メートル。天上の高い京都駅の中央コンコースの壁を大きく彩っていました。

式典では、京都駅ビル開発の福山社長が「京都の玄関口で人々に親しまれれば」とあいさつ。桜の名所や二条城で舞妓が佇む映像などが披露されていました。

京都駅の中央コンコースといえば、改札を出てまず目に飛び込んでくるところ。そこに広告や観光案内が表示されていれば、さぞ目につくものだと思います。

桜も見ごろを迎え春の観光シーズンまっただ中の京都、ぜひ観光客のみなさんにも有益な情報、映像などを積極に流して欲しいと思います。

さらに言うのであれば、様々な言語に対応した表示なども取り入れ、観光都市ならではの情報を発信して欲しいとも思います。 それと同時に京都の映像クリエイターなどともコラボし、地元ならではの映像なども作成し、新たな文化発信にも利用しては面白いのではないかと思います。

とりあえず単一な広告を繰り返し放映するのではなく、様々な試みを取り入れれば、より京都駅の評価も高まるのではないでしょうか。


 執筆：街コミNAVI編集部