春休みまっただ中の3月下旬。和歌山からお子さんと共に訪れたい施設のニュースが入ってきましたのでご紹介しましょう。

今月初め、和歌山市立「こども科学館」がリニューアルオープンしたと和歌山経済新聞が報じています。昨年12月からおよそ3ヶ月休館し、2階展示室全体を改装。既存の展示物20点の美装化に加え、新たに29点を追加したそうです。 和歌山市立「こども科学館」は、1981年（昭和56年）、国際児童年と和歌山市制90周年を記念し、「こどもたちの科学の力を育て、情緒豊かで創造的な子どもの育成」を目的に作られた施設です。

4階建ての施設の各階に「和歌山市の自然」「音と光」「プラネタリウム」などのテーマが設けられています。

光、音、電気と磁力、力と運動という4つのコーナーがあり、パステルカラーを基調に分類されています。電気と磁力のコーナーでは、小学4年生から中学2年生で習う電気を学習指導要領に沿って体感できます。

目に見えない音の振動を紹介する展示物では、周波数を変えると発泡スチロールの粒の動きが変化するのを見ることができ、対象年齢に満たない子どもでも興味や関心を持てるように工夫されています。関係者は「実際に触ったり体験したりすることから科学に関心を持ってほしい。4月から新年度のイベントを開催するので科学を楽しんで欲しい」と呼びかけています。

科学に限らずだとは思いますが、やはり学習や学問は体験を通して学ぶとより身に付きやすいもの。

こういった実験や体験などを通し、子どもたちが科学を身近に感じることが出来る貴重な場所ではないでしょうか。春休みなどの機会に、和歌山のみなさんは足を運んでみてはいかがでしょう。


 執筆：街コミNAVI編集部