（2018年4月30日に書かれたコラムです）

大分市からのニュースです。ゴールデンウイークを前に、大分市中心部の「中央通り」が4月22日、歩行者天国として開放されました。いわゆる「ホコ天」ですね。

主催は商店街や大分市、企業などで作る、大分市中央通り歩行者天国推進委員会。大分市の中心市街地のにぎわい造りを目的に、2016年から続いていて、今回で6回目。 JR大分駅交差点からガレリア竹町入り口までの約320メートルの6車線を13時から16時まで開放。

AからDの4つのエリアに飲食店ブースやステージ、畳100枚を敷いた「まちなか座敷」などを設け、様々なイベントが行われました。

この日は晴天に恵まれ、大分市内中心部のイベント会場には約2万9000人が来場。フラダンスや鶴崎踊り、大道芸や地元大分市内の高校吹奏楽部の演奏などが行われ、「おおいたなかよしマーケット」では、大分県内13市町村が特産品などが販売されました。

大分商業高校吹奏楽部の50人は八木節をアレンジした楽曲などを演奏し、大きな声援を受けました。

学生の一人は「歩行者天国に出るのは初めてでしたが、お客さんが喜ぶ空気が直接伝わってきて楽しかった」と笑顔で話していました。

大分市内の中心部ということで、アクセスも良く、大分市内各地からイベントに参加した人もいた模様。何より普段歩くことのない道路の上でパフォーマンスや演奏というのは、演者にも観衆にも開放的な気分を与えたのではないでしょうか。

このゴールデンウイークも各地でイベントが盛り上がることでしょう。みなさん良き休日となりますように。


 執筆：街コミNAVI編集部