（2018年9月27日に書かれたコラムです）

北海道からのニュースです。

9月6日に発生した「平成30年北海道胆振東部地震」による被害からの復興に向け、高橋はるみ北海道知事は9月25日、国に支援を要請しました。 高橋知事は首相官邸を訪れ、被災した北海道胆振東部の復旧に向け、菅官房長官に激甚災害の早期指定を要望しました。

また国土交通省では、石井大臣と面会し、大きな被害を受けた日高幌内川などについて、国主導での復旧を求めました。石井国土交通大臣は、これを受け「国直轄による、緊急的かつ根本的な対策の実施について、早急に検討したい」とコメントしています。

まだ同じく25日、高橋北海道知事は、皇居を訪れて天皇皇后両陛下にも面会し、地震の被害について写真付きの資料などを使って報告を行いました。

高橋知事によると、北海道を襲った地震の被害状況を見た両陛下はメモを取りながら熱心に耳を傾け、厳しい冬を仮設住宅で過ごすことになる北海道の被災者の方々のことを案じておられたそうです。さらに北海道の被災地を訪問される方向で、宮内庁が検討を始めていることも明らかになっています。11月を軸に、被害が特に激しかった北海道厚真町を見回せる方向で調整しているとのことです。

北海道のニュースと言えばまず、今回北海道を襲った地震に関することが筆頭に出て来るのが、胸が痛むところですが、寒い冬が訪れる前に少しでも復興支援が進み、被災者の方々が少しでも快適な生活を送ることが出来るよう、対策を進めていただきたいものです。

また天皇皇后両陛下が北海道を見舞われることで、国民全体の関心が高まり、国を挙げての支援が更に促進されることを願います。


 執筆：街コミNAVI編集部