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2020.05.01.

長野県中野市でSNSを活用『4万3000人のテイクアウト大作戦』


(2020年4月30日に書かれたコラムです)

コロナの感染拡大を受け、外出自粛が全国で進む中、苦境に立つ飲食店を支援する動きが広がっています。ここで長野県の事例を紹介しましょう。

長野県中野市では、市民にテイクアウトしたメニューをSNSで発信してもらうプロジェクトが行われています。食べることで飲食店を守る「中野市4万3000人のテイクアウト大作戦」です。
情報元ソース:NBS長野放送 “食べて守る”テイクアウト紹介サイト 市民4万3000人が発信者! 苦境に立つ飲食店を支援 
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200429-00000008-nbstv-l20
このプロジェクトが立ち上がったことにより、飲食店ではこれまでのメニューに加え、趣向をこらしたメニューを開発し、SNSを賑わしています。

例えば明治23年創業、130年続く鮮魚店では、魚だけでなく鶏肉や長野県名産の「信州みそ」を使った「信州みそチキ丼」を開発しました。

SNSに投稿された写真や感想は、ハッシュタグ「おごっそテイクアウト」をつけると市内のテイクアウト食品を紹介するサイトに掲載される仕組みです。

サイトを運営する関係者は「一人一人の投稿は小さな力だが、市民みんなでやれば大きな力になって、飲食店にエールを届けられると思う」とコメント。

市民一人一人が発信者となり、サイト内では既に300件を超える投稿があり、様々なメニューが紹介されています。

先述の鮮魚店は「うちみたいな個人の小さい店だと、なかなか知ってもらう手段がないので、こういうサイトを作ってもらって皆さんの目に触れるのはありがたい」と話しています。

外出自粛が進む中、テイクアウトで食事を楽しむ人が増えている状況下、こういうサイトを利用することで、店舗も知ってもらうキッカケになりますし、利用者も普段購入したことのないお店のメニューを知るキッカケになり、相互作用もあることでしょう。

こういったサイト運営が行われているのは長野県に限ったことではないと思いますが、あくまで長野県の事例ではありますが、世代を越えた食文化の継承にも今後は役立っていくのではないでしょうか。


 執筆:街コミNAVI編集部