のんびりと車窓から眺める美しい景色を見ながらの電車の旅なんてもたまにはいいもの。高知でそんな経験をしたいのであれば「ごめん・なはり線」に乗車してみてはいかがでしょうか？

ユニークな名前の路線と思われるかもしれませんが、こちらは高知の県内を走る土佐くろしお鉄道の阿佐線の愛称で、その名前の通り"後免駅"と"奈半利駅"とを結ぶ路線なんです。 そんな高知の「ごめん・なはり線」に乗車すれば土佐湾の美しい海景色が楽しめます。

その上、駅に到着すれば高知を出身としている"やなせたかしさん" の描いたキャラクターが出迎えてくれるという他にはない体験できる路線として人気があるのだとか。

この高知のごめん・なはり線が開通したのはまだ比較的最近のことなのだそうですが、この路線が高知に誕生するまでに多くの苦労や困難があったのだそうです。なんでもこちらの路線を通す計画が立てられたのはなんと今からは100年も近く昔のことなのだとか、しかもその途中では工事が行われていたのにも関わらず、工事自体が凍結されてしまい中断するといったような問題があったりとまさに前途多難となった路線だったのだとか。

のちに無事に開業することができたとはいえ、この高知の魅力を存分に伝えることができる路線ができるまでこれほどの労力や時間がかかったなんて驚きの事実ですね。

そんなごめん・なはり線を走る車両は9640系という車両。読み方は"くろしお"となるそうでまさに高知にぴったりの名前の車両です。旅好きや電車好きといった方はそんな9640系の車両に乗ってごめん・なはり線を堪能してみてはいかがですか？


 執筆：街コミNAVI編集部